今週のお題「秋の味覚」
「秋の味覚」というか、この商品が出ると食品小売では秋と言いたいんだろうなぁ、と思うのは、キリンの秋味だったりするところは、相変わらず病んでいるとは思う。
思うだけで飲んだりはしないのだが。(飲んでないよ?飲んでないからね!)
それはそれとして。
かなり昔からだとは思うが、とにかく旬が分かりにくくなった。
私が小学生のころでさえ、教科書には店頭で旬の食材を調べてみよう、と書いているものの、既に無理じゃね?年中あるじゃん、とか思っていたが、それが一段と進んでいる気はする。
冷解凍でどうにかなるようなもの(例えば魚など)は冷解凍でまかなえるし、冷解凍が難しい食材(例えばいちごとか)でも輸入なり栽培場所を変えるなりで年中手に入るようになっている。
とりあえず、表示が義務付けられている商品は表示を見れば分かるが、一般的にどこまで気にしている人がいるのかよく分からなくはある。
私は、最近はかなりどうでもよくなってきた気はする。(貧乏舌にはその差が分からない)
その昔(多分、これも学生のころ)は価格で旬の時期かどうか(需要供給曲線のあれで)がわかるよ、と何かに書いてあったような気がするが、最近では旬と呼ばれる時期は出荷調整を行うため、行き過ぎてしまうと逆に品薄になり価格が上がったりという消費者としてはばかばかしい話もあるぐらい(生産者としては死活問題だが)で、これもよく分からなくしている要因ではあるかもしれない。
さて、9/9は栗の節句である。
ググってみると正式には重陽の節句と言うらしい。
初めて知ったが多分数日後には忘れていそうだ。
栗の節句には、その理由はよく分からないが、栗ごはんということになっている。
既にその日は過ぎてしまったが、私は、特に日にちにこだわりはなかったりする。
単にその時期になると習慣というか条件反射的に食べたくなるだけで食材の旬も何もあったものではない。
そもそも冷凍むき栗を買ってきてご飯を炊飯器で炊く工程の途中にそのままぶっこんで大雑把に味をつける(別に濃縮追いかつおつゆでも粉末中華スープでも何でもいい。ただ、個人的に瓶詰甘露煮の場合は合う合わないがある(米も含めて)と思っているがこれも好みかもしれない。)だけで栗ごはんは完成してしまう。
あ、あと個人的に質と程度の悪いマツタケよりも永谷園の「松茸の味お吸いもの」の方がマツタケっぽい気がするんだが、どうなんだろう。
マツタケの食感を求めるならマツタケ本体を買わざるを得ないかも知れないが。
松茸香料で問題ない貧乏舌に言われたくないって?
もっともです。
ごめんなさい。