プレミアム

 かなり前から宣言していたプレミアムフライデーの過ごし方を実践してみたものの、実践せずとも特にというかほぼ影響がないレベルだったようだ。
 伝聞だと120社程度だの0.1%だの数値がぐだぐだな気もするが、少なからず、現時点では実施した企業は希少性が高いのかもしれない。
 はたしてプレミアムは希少性がもたらす上乗せの価値という意味なのか、単純に数が少なくレアなだけだったのか。
 昔の「花金」という労働者にとって価値があり楽しめるというものではなく、特に制限されているわけでもないが、実態として実施できる企業が限られてしまう結果的希少性をもって実施できる企業に付加価値がもたらされるというプレミアムなのだとしたら、それはそれで皮肉な気もする。
 某圧力団体のボスがブラックフライデーだとイメージがよくない、と言いつつ、実のところ、逆にもっとブラックな施策なのだとしたらなかなか笑えない。