せっけんでもない

 病みあがりに何をやっているのかは置いておいて、キリンのiMUSEレモンと乳酸菌を飲んでみた。
 とりあえず、某グループが、、というボケだけは書いておく。(で、タイトルにつながる)
 まず、iMUSEというと小岩井かなぁ、と思い浮かんだのだが、これはキリンから。(販売者でしかないけど)
 HPとかをググってみると、共同開発しているらしい。
 確かに子会社なわけだけど、事業子会社間でブランドの垣根を越えて持ってくるのは飲料大手ではあまり日常的ではない気がしたので思い至りもしなかったという。
 とはいえ、小岩井のiMUSEヨーグルト、食べたことないし飲んだこともない。
 最近の高価格帯とそうでないのとのパッケージとしての棲み分けとして、金色を用いているかどうか、というのがある気がしていて、めでたく小岩井のヤツは金色をしているので手が伸びないという。
 まぁ、私のようなその程度の生活形態で構成されるようなヤツは販売ターゲットとなっていないはずなので、どうでもいいっちゃいいんだろうけども。
 で、そういったパッケージだけ知っていて、ブランド全体として高級、高価格帯なんだろうなぁという勝手な妄想(そもそも値段さえ見ていないひやかしレベルである)としてプレスリリースを見ていたわけで。
 で、そういった思い込みとか、うちのPCのディスプレイの具合とかが関係したのか、やっぱりパッケージは上下に金の帯があるのかぁ、とか思って読み進んでみると、140円。
 140円?
 プレミアのってなかった・・・
 いやいや、普通のペットボトル飲料なの?どうなの?
 そう思いつつ、発売日を待っていた、かどうかは年末年始あたりで途切れている気もしなくはないが、そんなこんなで店頭で出会うことになる。
 で、陳列棚を見た瞬間、あ、金じゃないじゃん、という。
 黄色。
 うーん。
 そもそもレモンテイストでありながら、レモンの図案よりも『プラズマ乳酸菌』と銘打った楕円が大きく金色で見えているので、最近なぜか定番となってしまった気がする「ヨーグルト(乳酸菌)+高付加価値=金色」的なところは意識はされているのだとは思うが、手にとってみると、印刷に詳しくないのでアレだが、全体的にソフトマット加工されているっぽい手触りだったので、印刷技術とかシュリンクの出来型(結構まっすぐじゃない)とかそういうのに関係しているんだろうか、などと考えながら帰宅。
 で、あらためてじっくり見ると、レモンと『プラズマ乳酸菌』の楕円と商品名、バーコードなどがツルツルな状態で目立たせているというかなり凝った造りだったりした。
 多分、そういった意味では、黄色にするべくして黄色にした、ということになるのだろうか。
 あと、プレスリリースのイラストでは、ボトル下半分ぐらいが白色のラベルか飲料自体が白色(白色でニアウォーターでレモンテイストというのもそれはそれで面白い気がしていたのだが)なのかと思っていたが、飲料自体はポカリスエットのような色でシュリンクフィルムも真っ白というわけでもなく、なぜ同色を印刷したのかはよく分からない。
 乳酸菌配合であるがゆえのものなのか、個人的に感じる気合いが入っていれば少しぐらいはコスト的に許されるみたいなものなのか。
 確かにデザインとして考えると、ゆっくり飲み進める際に机上に置いていたとしても、再度手に取る時に飲みかけという印象がボトル自体からしないのはありがたい気はしたのだけれど。(最近のコスト削減とかエコとかでフィルムの面積を減らしたいのならば、いっそキャップに商品名を印字しただけでいいんじゃねーのか?そんな意味しかねーならフィルムいらんやろ、とか思っているくちなので)
 で、封を切ってみて香りを。
 うーん、レモン系以外にミント臭がしてる?のか?
 と思って成分を見ると特にミントなどの抽出物は入っていなさそう。
 いや、だから体を壊していて気にするぐらいならジュースとか飲むなよ、というのはさっき置いてきた。
 で、味はというと。
 そもそもプレスリリースで『ニアウォーター』とか『甘さがすっきり』と書かれていた先入観がかなり大きかったためか、すげぇ甘い、とか感じてしまった。
 とはいえ、もはやいろはすフレバー付きのボルビック(一応両方「V」なんだがな、「ボ」なら「ビ」でいいじゃん、っていう(入力してみて変だったけど直してない)。それにしても最近売ってないよね)でさえかなり甘いと感じる時点でまともな判断ができている気はしないのだが。
 あと、甘味が、、、、
 名糖レモンティーの気がしてしまうと、何度口にしてももう名糖レモンティーの味にしか思えないのは多分味覚が腐っているからだと思われる。
 肝心のプラズマ乳酸菌はというと、そのものをなめたわけでもないので何がどの味なのかどのように味に作用しているのかは見当もつかない。
 原材料の順番からして1%のレモン果汁の直後ではあるものの、「/」の直前なので乳酸菌末の配合量がどの程度なのかは分からない。(食品表示法についてどうこう言う気もないし)
 ただ、『よくふって』と書かれているぐらいなので可能な限り配合しているのだと思われる。
 とはいえ、機能性飲料っぽい売りではないだけに、「何匹配合」とか「何グラム配合」とか書かれると、それはそれでうさんくさいというか、ちょっと引くってことになりかねない。
 ちなみに、HPの商品説明には『プラズマ乳酸菌1000億個配合』と書かれているあたり、硬軟を使い分けている感じがしてなかなかすごいと思う。
 さらに、ちなみにどうでもいいが、まもるチカラシリーズはパッケージに個数を銘打っていた気がしてググってみたが、サプリの方だけだったっぽい。
 相変わらずいい加減な記憶である。
 で、全体としては、結構ちびちび飲んでいた割に、あれ?もうなくなったの?と感じる按配で、分析よりも機能として「ニアウォーター」なのかなぁ、と思った。
 すごくよくできているという高飛車な話でもなくて、毎日飲むわけじゃないけど、コンビニとかで今日はどれにしようと思ったときに手に取りそうな感じだったりする。
 とはいえ、キリンの飲料群のなかで、味的にサプリブランドでもよかったじゃん、といってしまうのは禁句なのかも知れない。
 あまり確実性のない将来のネガティブな話をしても嫌がらせにしかならないのだが、ファイアの件のようにブランド名だけ残して味もイメージもとっかえるのは、他社のようにブランドをかなり意識的に機能別に分けているわけではない関係上、そういったことになると個人的にもやもやするので。
 秋口に短期的な販売データで終売にされてなきゃいいけど、、、とか思うのはいらぬお世話である。
 今度、ヨーグルトも買ってみようかな。