大丈夫・・・?

 同日に同じような内容を書いているが、よって手短に。
 天皇陛下の「生前退位」を検討する有識者会議のメンバーが昨日(9/23)発表になったのだが、座長(多分、また会議が開かれていないので候補だろうけど)が今井敬氏であると聞いたとき、正直、大丈夫・・・・なのか?と心配になってしまった。
 まぁ、古い話で、道路公団民営化の会議でトリックなしでマジックショーなみの横槍をがしがしに四方八方から打ち込まれて憤死した経歴からするとどうなんだろうと。
 個人的には、氏の某圧力団体のおさっぽくない、様々なところに配慮した発言やそれでいてはっきり言うべきところは言うところがなんとなく場所にそぐわない気がしていたし、だからこそ何かを変える原動力になる人なのだと思っていた。
 が、逆に道路公団民営化の件で、様々な箇所に配慮するがゆえに会議自体が空中分解するまでに至ったがゆえに、一部の物(者でなくていいや)からは、やつも無敵のスーパーヒーローではない。潰そうと思えば潰れるんだ、と勢いづかせてしまった感が当時あったように思う。
 当時の氏の民営化に関する方向性に私自身はあまり賛成ではなかったし、現在でも果たして正しかったのかどうか結論も出ていない気はするが、いずれにせよ、氏にとってみれば、その結果の将来における正しさはどうあれ、それをつつがなく勤め上げれば、その後の様々な要職が待っていたことを考えれば、時流におもねることで解決してもよかったのではないかという気もする。
 雰囲気や感情に流されることを嫌う氏の信条に合致しないがゆえの行動といえばそうなのかも知れないが・・・
 まぁ、氏に近い人間でも何でもないので、氏のインタビューとかから勝手に想像しているだけだが。
 で、他のメンバーは詳しく知る者はいないが、Webの書き込みを見る限り、政治学を主に研究されている方々が多いらしい。
 個人的に聞いたことがあるレベルでは、山内氏だが、何というか、私のようなFラン出が氏の書いた文章を読むと頭が痛くなる以外の効能がないんじゃないかと思えるぐらい難解だったりした記憶がある程度なのであまり有益な情報ではない。
 とりあえず、期限ありきでない、と言いつつ、ある程度の規定の着地点はあるのだろうし、国内の専門家のメンツを潰さないような着地点に至るシステムが作れるかどうかが肝となるのだろうとは思う。
 最近はろくでもないことが多いので、なんとかちゃんと着地して欲しいと祈らざるを得ない。