昨日のWBS

 トレたまはワイヤレスLED。
 私はモデラーではない(周囲にはそこそこいたが)のだが、光らせるために躯体内配線をしないといけない→本来ないところに空洞を作る、ケーブルを通す、配管を入れる、みたいな技術というのは、最終的には可動部で様々な交差するものをどう取り回すかとかいう課題が実際の機械工学なんかの基礎的な要素の1つだったりするので、よくよく考えればそれはそれでいい経験だったのではないかと思うが、それが技術的に克服されてしまうあたり、世の流れとは往々にしてそういうものなのだと思う。
 某キャンプファイアの事案でも分かるように、密閉した空間内で麦球に気合いを入れ続けると焦げるってのが経験から直感的につながったりするわけで、それはそれで何らかの経験や知識の欠如につながっているともいえなくはない。
 かといって、LEDを使い、さらにワイヤレスになっていくことが悪いことではないと思う。
 新たなデバイスが生まれることで、直接的メリットが喪失して消えていくデバイスの持っていた副次的メリットが失われたとしても、根本的に問題が発生しなくなっていたり、すでにそれは必要にされていなかったり、その必要性が何らかの形でフィードバックされたり、包含されたりすることが多い。
 それからもれた場合に初めて顕在化するのだとは思うが、それに恐れていては技術革新と既存技術の置き換えなどありえない。
 で、年寄りのよた話は置いておくとして、水槽にLEDの粒単位でぶっこめるのはすごく魅力的かと。
 ただ、感じとしては光の調整にプリセットがあるとかプログラマブルだとかがなさそうなところがどうかなぁ、という気もする。
 そんなことをすると価格が上がりすぎて大変なことになるのかも知れないが。
 あと、何らかの方法で水中でゆらゆらさせることも可能かもしれない。
 なにしろ水槽内のどこでも給電されているはずだし。
 さすがに自身を動かすまでは無理なんかなぁ。

 で、今年来たものは
 1.スイッチ
 2.明治ザ・チョコレート
 3.クラウドファンディング
 4.ミールキット
 5.ビットコイン
だそうで。
 ゲームはすでにプレイできるような生き方をしていないし、金自体をやり取りするサービスは元手もなければ運用能力(儲けるという意味だけにあらず)もないし。
 ミールキットは初めて聞いたが、番組で紹介される感じからすると多分昔からある食材宅配サービスをかっこよくしたものだと思えてしまった。
 多分、大きな違いは完全な定期利用ではない方向に触手を伸ばしているところかと。
 ただ、コンビニやスーパーの店頭で単発で買えるようになればなったでコンビニの1人鍋セットと同じカテゴリなんだろうかとか思えたりしてなんとなく変な気分である。
 食材宅配サービスを挫折する多くの理由の1つであろうところに過去、私の家族もひっかかったわけだが、例えば1回届けられた規定の料理をせずに材料を残してしまった場合、翌日もどんどん送られてくるためにいかに食材を0にしていくかに追われるという悲しい現実と疲労感があったように思う。(当時私が飯を作っていたわけではないが)
 その際、個人的に最も簡単な解決方法が食材を繰り越さない(要は余ったら躊躇なく捨てる)ということに行き着いてしまっていたため、貧乏性には向かないサービスだと思ったものである。
 まぁ、最近の好き嫌いが多い若い人のなかには、自身が選んだコンビニ弁当でも気に入らなければ食べずに躊躇なく捨てるところを見ると、せっかくだからシェアしろよ、じゃないわ、えっと、そういったことに気をかけること自体が異常行動な気がするのであまり考えないことにする。
 あと、個人的におかずとか作っている最中にどうでもよくなって最終目標としていた料理をつくらない(煮込もうとしていてただの温野菜になるレベル)ことが多いので「つくらなければならない」というのが重荷(そういう意味では食材をばらした状態で消費期限が長い中間加工品が多いと使いまわしもしやすくていいんだけども)なのと、いっしょにご飯かパンもつけておいてくれ、主食をあらためて買うのがめんどうくさい、とか贅沢をいったりしたい人には向かないサービスなんだろうとも思う。
 はやるということは、もはや生活習慣のかなりの要素で異なっているってことなんだろうなぁ。
 ザ・チョコレートは、、、どうなんだろう。
 昨今のビーントゥーバーの流行に乗っているのだとは思う(確かパッケージにもその表記はあったと思う)のだが、その定義が曖昧であるがゆえにはたしてどこまでのビーントゥーバーなんだろう、とは買って食べた当時、思いはした。
 というか市井のスーパーで販売できる数量をあの価格(大体200円台)で流通させてしまうのは、ごく個人的に心が痛いというかなんというかというところなので。
 また、個人的評価が、ビーントゥーバーといわゆるチョコレートの基準の下限(アメリカだとカカオ10%、国内だと多分20%前後ぐらい?チョコレート生地が60%以上なのがチョコレート表記らしいので。てか、国内基準が10%なんだと思ってた。ググるとぞくぞく出てくる記憶違い)に果敢にアプローチするようなものとのいわゆるこれまでの国産のチョコとは違う粉っぽさの違いが今ひとつ理解できない貧乏舌なのも大きく影響しているとは思う。(加えて、ミルク系だともっと違いが分からないというひどさ)
 さらに高級品は金額が高いという既成概念が脳内に構築されてしまっているので、多分、これが10倍の2000円ぐらいしていれば、「ふぉぉーーー、これがビーントゥーバー!!(興奮)」とか崇め奉っていた気がするあたり、浅はか過ぎるわけではあるが。
 ランキングに入るぐらい売れているのならそれはそれでいいのだとは思うのだが、現在のカカオ豆の生産方法、加工方法を取っている状況下で適正な価格での取引がなされなければ、市場原理としてカカオ農家はカカオ以外の農産品を生産する方向にシフトせざるを得ない(過去にも書いたけど)わけで、現状、それをありがたがってむさぼり食ってていいんだろうかと後ろ髪を引かれる思いなのだが、そういった点についてはランキング(雑誌の方?)で触れたりするんかなぁ、とか思ったりはしても、どうこうできる話ではない。
 で、そういうことを書きつつも、去年の横綱番付の時に来年はどれか買うか行くかしてみようというのは多分果たせたな、とかほくそえんでいる下衆だったりはする。
 多分、ランクインするんじゃないかと思われる銀座SIXは絶対無理だし、四季島、瑞風なんか論外だからなぁ。